徳島県南
7:00~11:00
水温 No Data
晴れ 北~北西強風
台風一号が太平洋沖合を通過し、海は時化模様。
加えてこの週末は大潮というのもあり、これはヒラスズキかなぁと。
ん?バスの産卵?
うん、釣ることだけでいえば決して難しくないこの時期のバスは本当に興味が薄くなってきてます。
いや、ナメてるワケではなく、難しいタイミングというのは知ってるんですけど、現在は今時期のこの辺のバスに対してはあまり食指が動かないのです。
というワケでヒラスズキです。
シングルフックの検証
カミさんから「ヒラスズキ食いたい」ってリクエストもあったし、ずっと試しているシングルフックの検証がしたいのもありました。
上記が今回使ったルアーたち。
基本的にはがまかつの真鯛王とV2ヒラマサです。
K2F系はヤマシタの引縄針13号。
というワケでフィールドへ。
いつものように30分の山道を
いつも書いてますが、アタシのヒラスズキ釣りは単にヒラスズキを釣ることには興味なく、ケータイは圏外、獣道だらけの山道を野生動物とのエンカウントや怪我に注意しながら30分かけて下り、誰もいない荒れる海に向かってルアーを投げるような釣り。
そこは「釣り」というよりも如何に危機回避能力を磨きながらサカナを持って帰るか?という現代では体験しにくいリアルな狩猟体験ができるということです。
滑落、怪我、落石、野生動物(スズメバチ、マムシ、イノシシが最警戒対象)、そして波…
ワンミスが事故に直結し、さらにアタシが行ってる場所は救助自体が困難な場所のために、いつの時も自分でどうにか対処しないといけないという責任感が必要です。
大げさ?いやいや。
ヒラスズキ釣りというのは、これくらいの気持ちがなければ簡単に死にますので。
例えば、SNSでは「明らかに波に対して近づきすぎ」な画像や動画を見ます。
アタシからすれば、よくあんな画像や動画を公開できるなぁと。
イカン、愚痴になってくるのでやめよう…
とにかく、牙をむいた自然の前では、如何に成人男性といえども全くの無力であるというのを肝に銘じておくべきです。
釣果は?
はい、全然でした…
このサイズが1本だけ…
まぁ、釣れたから良かったです。
ルアーはデュエルのアダージョヘビー105(中古で買った)。
結構な斜め方向の追い風が吹いていて、裂波120ではどうにもならずでタックルハウスK2F 142 WLでアプローチ。
けど、なんか今回はミノーへの反応がイマイチ。
ということでデュエルのモンスターショット80を投げてみたけど無反応。
次にアクションの質が大人しめのアダージョヘビーで一本だけ食ってきてくれたという感じ。
釣れたサカナの胃を調べてみると、イワシ系は見つからずにアミ系のエビとナミノハナっぽいサカナ、ベラの幼魚がわんさと出てきました。
ミノーにイマイチ反応ない時って、胃の中からもイワシ系が出てこないことが多いです。
やはり海のサカナは、イワシ系を意識してるか否かでルアーへの反応が極端に変わるような気がしています。
アダージョヘビーのアクションだから食ってきたのかは不明。
と、シングルフックについては、一本だけの釣果なので語ることを避けておきます。
帰り道はまたしても迷う笑
絶賛迷い中の画像。
行きに通ってきた道はどこ?ってな場所です。
本当は色の付いたテープやペイントスプレーなどを使えば、往路と復路を迷わずに行くことは可能です。
が、あえてそういったことはせずに、自身の自然下での危機管理能力を磨くということをしているので常に迷っています。
ちなみに山道で迷った時は「とにかく慌てない」ことです。
迷うことよりも危険なのは「怪我により自力で歩くのが不可能」になることです。
ケータイ圏外だと即詰みですからね笑
足骨折でケータイ圏外とかマジでヤバいと思います。
迷ったことに対処するには、確実に状況が把握できる場所まで戻るか、そのまま進むなら山の稜線(尾根)か、谷を探すのが鉄則かと思っています。調べたことないので分かりませんが多分常識だと思います。
往路にせよ復路にせよ、ルートをやみくもに進むのではなく、山の稜線か谷に沿って進むルートに固定しておくのが無難です。
というワケで今回の釣りも無事に帰ってこれました。
この週末は全国の海で事故が発生したようです。
アタシが行った県南フィールドの近くでも、海遊びに来ていた方がに波にやられて行方不明になったそうです。
釣れなくてもいいんです。
水辺に近づく時は「いのちをだいじに」本当にコレは意識しましょう。
それではまた。
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