徳島県南エリア
水温 No Data
波 南からのウネリ 2m~2.5m
風 北西強風
一年ぶり?くらいになるヒラスズキ。
去年一年、それなりにソルトの釣りをやってみた成果はヒラスズキに活かせるか?
楽しんできました。
アタシにとってのヒラスズキ釣りは
「困難を克服しようとする精神を養う訓練」ですw
アタシのヒラスズキを釣るロケーションは困難の連続です。
- 徒歩で行きは30分くだり、帰りは1時間弱を登る山道
- 海岸線に出るまでケータイは圏外
- 獣道が多すぎてガチで迷う(特に帰り)
- クマはいないだろうけど、イノシシおりすぎ
- 基本的に単独での釣行
いかがでしょう?
おそらく、ヒラスズキ釣りに慣れた方からはお叱りを受けると思います。
ですので、アタシがヒラスズキに行く時は明確なルールを決めています。
まずは、荒れが収まっていく天候。
そして潮位が朝から低くなっていく大潮。
時間は昼までに上がること。
釣りに行ける日がこの条件になってくれることはそう多くないので、アタシのヒラスズキ釣りは回数行けませんが、これを守ってあとは気を付けるべきことに対して気を付けて楽しんでます。
動画撮ってみました。こんな状況で釣れるくらいイージー。色んな事に感謝です。
シングルフックの検証
以前から色んな釣りでシングルフックを使ってて、このたびも新しいフックを試してみました。
バイトを得たルアーはimaのサスケ裂波120とデュエルモンスターショット80。
今回は9バイトの5フィッシュ。
ヒラスズキ釣りとしては可もなく不可もなくな数値かと。
モンスターショットに使用しているフックはがまかつ真鯛王の13号で、数年前からソルトのルアーフィッシングでは検証を続けていて、これまた安定した性能のフックです。
裂波120につけたのは、がまかつV2ヒラマサをフロントから10号10号12号。
(この釣行後は11号11号12号にしています)
裂波のシーバスに対しての有効性は、この数年間で実感できるようになっていました。
流れの変化でふらつくキレが、他のルアーと比べて段違いに凄いのです。
が、ヒラスズキには強度的な問題でどうしても使いにくかったのです。
ボディ自体の強度は諦めるとしても、せめてフックさえ強ければ、風の影響を気にしなくていい状況でのヒラスズキには絶対に使えるのになぁ…と思っていました。
そこでV2ヒラマサ。
事前情報では細くても強度があり、針先も鈍りにくいんだとか。
そしてこの針の形状が裂波120にどうも合ってそう…ということで今回の検証。
結果は「かなり期待できそう」でした。
掛かりは真鯛王よりも優れていそうで、60ちょいくらいまでを針1本掛かりで抜き上げましたが、針には問題なし。
ヒラスズキ相手にシングルフックを試してますが、ミスキャストやコース取りを失敗しても根掛かりしにくいし、リリースするにしてもやりやすい。
ムリな抜き上げに対しても、針が伸びたりすることなく耐えてくれる。
アタシはヒラスズキ釣りではシングルフックをメインにしてもいいかなと思うくらい相性がいいです。
バッグも試してみた
去年の秋に買ってから、サーフなどの釣りで使ってるこのバッグ
ワークマンのドライバッグです。
サカナ入れる用のバッグに対して、釣り具メーカーから発売されているバッグは少しもったいないのよ…
それよりも、それなりの値段で買えて気兼ねなく使えるモノを探していてこのバッグにしました。
今回は釣れたヒラスズキをすべてキープし、このバッグに入れて1時間弱の山道を登ってきましたが、これまた特に問題なく。
サカナの保存は、このバッグ内に100均などで売っているアルミ保冷バッグとその中に保冷剤を入れておけば、今の時期は大丈夫です。
アルミの保冷バッグはこんなヤツです。
ちなみに山道ってこんなところです。マジの原生林w
獣道が多すぎて、来た道が本当に分からなくなるのよw
距離にして1キロ少々ですが、そこを下るだけでも30分かかるような道なので、こうした道を歩いてヒラスズキを釣る…というのは、装備や意識を本当にきちんと整えないと、ワンミスが命の危険に直結するので、精神的な訓練にはもってこいです。
久しぶりのヒラスズキ。
行く前はいつも怖さや不安感で億劫になりますが、行けばやっぱり楽しいもので、無事に帰ってこれると、強烈な疲労感(筋肉痛)と釣れた余韻に浸りながら「また行こう」と思うのです。