釣行記 2024/09/21~09/23


当初行くハズなかったのですが、なんか行けそうな雰囲気だったので…出撃!!

結果は今回も…

二週連続の連休、ビンボー家族はできるだけオカネかけずに遊んでました。

家族サービスで高松まで行って…

なんか秋の内にカミさんのママ友が「車中泊」をしたいんだと。

で、それに付き合うんだとか…

ったく、変わったこと考えるなぁ思いつつ、女性子供であっても比較的やりやすいように…ってな場所を確認していきます。


津田、ここはけっこう良さそうだったね。

で、そんなこんなで土曜日は夕方に帰宅できた。これは…


ということで下道をひたすら無休憩で走って…

着いちゃいました、高知。今日なんだかんだで500kmくらい走ったぞ。

時間は23:00、到着すると知り合いの藤四郎さん、大分からのIさんと会ってお話。


Iさん藤四郎さんともにバイトはあったものの簡単ではないそう。

Iさんはこれから深夜のフェリーに乗るために帰るとのこと。


いや、ここにアカメ狙いに来てる方はどの方もスゲェのよ。

今の日本の全ての釣りにおいて、この瞬間のこの場所ほど面白いところって他にあるのか?ってくらい静かに燃えてるなって感じます。

アタシもその中にちゃんと入りたいなと…


そんなこんなで釣りを始めます。

月は半月、小潮に向かう中潮で深夜2時に干潮、朝8時に満潮で昼に潮位変動が多く気なる潮周り。


2人が相当やってるのに釣果がないのも頷けるバイトの遠さですね…


自身、バイトがあったのは日曜日中の干潮前と夕方。

干潮前のヤツは、以前から煮え湯を飲まされてる因縁の場所。

干潮前に走ってる流れの中でS字を操作し、流れから出てきた時にルアーの真下から口をパクパクさせながら真上に向かって出てきて「おっしゃ もらった!! 吸い込め~!!」って思ってたら、ルアーの真下3センチで急激にUターンしてダッシュで去っていき、また戻ってきて結局食わず…という感じ。


多分120くらいありましたわ。

チェイスがあった自作の4オンスクラスのS字。

先週のバイトもコイツだったけど、なかなか結果が出ません…


もう一発のバイトは夕方上げのタイミングで久しぶりに入ったスポット。

エリー115SDのジャーク&ストップで、ラインが一瞬フケて、もう一度アプローチしたらおもっきりアタッたものの掛けられず。


なかなかムズイ。


日曜の夜と月曜に全てを賭けるか…と思ってたら、土曜夜はそこまで雨降りませんでしたが、日曜に現地で50ミリ、上流で80ミリほどのまとまった雨が降って状況は一変。

それで振り出しに戻されてイチからやり直しで、結果的に何もさせてもらえず終了…っす。


大分のIさんは何発かバイトもらって、1本をランディングで揚げるところまでいったものの、そこから手こずって逃げられたと。


今回初めてお話させていただいた愛知から通われているTさんも、日曜夜に一気に濁って塩分濃度が下がった状態で難しかったらしく、バイトはあったものの掛けられずで85のおヒラ様だけの釣果だったそう。

Tさんはヒラでも嬉しかったとのことで、アカメ以外はいらん!!とか言ってるアタシとは違って大人でした。


現在通わせてもらってるこのフィールド。サカナの動きがかなりあると感じさせられることがよくあります。


そもそもアカメって汽水域に「生息」しているのか、侵入してきているのかで、釣りの戦略は変わると思ってます。

サカナに聞いたワケじゃないので答えは出ませんが、イメージを持って釣りをするのは大切。


アタシの現在の考えは後者で、多数のアカメは海水域からの侵入。

環境が悪くないのなら汽水域内、淡水域内に一定期間居残っているという感覚です。

汽水域に侵入してくる理由としては、やはり「食うこと」や「繁殖、生命維持」のためだと思ってます。明確な理由は知らん。


なのでまとまった降雨で汽水域が海側に大きく後退するような状況では、海水域からの侵入組を狙うよりも汽水、淡水域に居残ってる少数派を狙うような戦略を組む必要がある、すなわち単発でいるのを拾っていくような考え方で挑む…といった感覚です。妄想なので異論は大いにあるでしょうけど。


以前通わせてもらっていた別のフィールドは、そういったことがヒジョーに分かりにくかったんですよね。

その場所自体がかなり特殊な条件っぽかったですから。


その特殊な条件をトクシマの釣りに当てはめようとしてもなかなか上手くいかないのは当たり前。

今のこのフィールドのおかげで、ほんのわずかではありますけど、サカナの動きへの仮説が立てられるようになってきています。釣れんけどね。

ま、このフィールドもエリアによって色んな表情があるのでガチムズ。


ってかね、ただでさえ食わせにくいサカナを頻繁に状況が激変する「汽水域」で狙うってことがまず難関なんでしょうね。


例えばサカナが好みそうな塩分濃度1つとっても、トクシマのフィールドではそのヒントを掴むことすら難しい。


少し脱線しますが、県内で「釣りたいんです」って話される方は意外といらっしゃいますし、幸運にも釣られた方もいますが、そういった方のどれくらいがアカメを「きちんと」狙って、他のサカナのように戦略として釣りを組み立てることをされてるでしょう。


まず県内の釣りでは、相当な時間…それこそ空き時間の相当分を費やしてフィールドに通い、それに幸運も加わるようなことが数年続かない限り、このサカナのことを理解するのは難しいと思います。


失礼な言い方をしちゃいますが、釣れないからって他のサカナを狙ってるくらいの戦略では「運」以外で釣るのは難しいと思います、今はね。未来は知らんけど。



高知でもこのサカナを狙ってる方の一致する意見として「アカメをきちんと狙わんと釣れん、他のサカナとは違うから」なんです。

ショボいアタシが熱弁してもアカンね、すいません…


元に戻ります、ま、そんなこんなで今回も難しかったっすね。

S字に真上向いて口パクパクさせながら来たのに食わせられなかったヤツ、なぜ食わせられなかったか仮説はあって、先週サイトで食わせたヤツとはアタシの操作方法が明らかに違ったので、その辺を確かめていきたいっすね。


しかし、背びれガン立てでルアー凝視で突っ込んでくるあの迫力はいつ見てもいいもんです、釣れんけどw


さっき帰宅する前に近所の川で10分だけルアー投げてきました。


数年前のように「この場所にいるのか分からないけどやってみるか…」ってな感じじゃない。


「さぁ、この辺出てくるか~?」っていうくらいで、高知でルアー投げてるのと全く同じ気持ちで投げられるようになってます。

ここまで来るのは本当に長かったですよ。


何の情報も入れず、他の方の話もほぼ聞かずで何年もひとりで投げてきたあの頃に比べたら気安くなったもんです。


ま、今の自分がこの立ち位置にいる?いられる?のも色んな方のおかげだし、アタシはこのままふらりふらりと釣りしてようと思ってます。


次の高知は2週間くらい空くかもしれんすね。

それまでは少し地元を徘徊してみようかと思ってます。