釣行記 2022/06/04



2022年6月4日

徳島県 正木ダム

水温 20~21℃

天気 晴れ時々曇り 凪→南東さらさら


ブログの投稿に間が空きましたが、アタシは変わらず生きています。

ゴールデンウィーク辺りからは、近所のじいちゃんに去年の秋、半ば強引に譲渡された海用の船の片づけやら調整やらで釣りにはほとんど行っておらず。


そして、同時期に珍しく忙しくなってきた仕事を真面目にやってて仕事モードに入っていたのもあって、ブログも放置してました。ゴメンね。


で、久々知り合いの「勝さん」から「ダムでも行く~?」とありがたいお誘いが。


アタシ、社会的に不適合ギリギリな人種なもんで笑、仲良くしてくれる方本当に少なくて、勝さんはそのお一人。


ま、そんなこんなで朝5時くらいに現場到着。


行きの車内でアレコレ話してて気がついたんですが…

「釣りでこのダム来たの17年ぶり笑」


釣れるとか釣れん以前に、時間の流れが早すぎることに驚愕して一日が始まるのでした。



典型的なアフタースポーンの釣りでした


ボートを降ろしていざ発進。水温を測ると20℃くらい。


時期的に産卵後の釣りになりますが、アフタースポーンの進行具合は如何なもんでしょうかねと。


現在の釣りで特徴的なことだと琵琶湖の奥村部長がおっしゃってましたが「シーズナルパターンに則ってする釣りというのが主流ではくなっている」らしいです。


まぁ、理由は分からんでもないです。


「釣れればいい」ってな風潮なので、とにかく釣果が第一。


そして日本のフィールドの荒廃っぷり(バスの生息数の減少)から、シーズナルパターンを追っていくような釣りよりも、情報を元に場所を探してサイトメインで釣るような釣りの方が結果が出やすい。


バスはこうした釣りが主流なのかな?というのは、当ダムでもバックウォーターに陸っぱりの方が集結してたのを見て余計に感じました。


アタシはサイトが上手くないので、こういった釣りよりも自分なりのシーズナルパターンを構築していって、それを再現していくような釣りが好きなのです。


ハイシーズンになると旧吉野川の水路系ばかり行ってたのはそんな理由です。


サイトが上手い人は羨ましいですけど、ハードルアーを始めとした巻きモノなどをメインに使いこなして釣果を出していく釣りも悪くないと思っているのです。


むしろこうした釣りができる方ってどれくらいいらっしゃいますか?


そんな考えがアタシの釣りです。ま、古臭い考えですけどね~。


そんなこんなで釣果はワームで一本と、アサイチに釣れたこの人だけ。

ここのサカナは昔からよく引きます。



羽モノは全然やり込んでないので分からんのですが、プレッシャーにかなり強いルアーだと思っています。


まずね、食ってきたサカナがちゃんと針掛かりする確率がかなり高いんですよね。


食い方もかなり冷静に食ってくるでしょ?


この辺に羽モノというルアーが効く理由が隠されているような気がしています。


そんな感じで、めちゃくちゃ真面目にはやれなかったですけど、17年ぶりに見るダムの美しい景色にほっこりしながら昼過ぎまでの釣りとなりました。


当日の状況


この日のバスの感じとしては、アフタースポーン中期~後期によくある、水面付近をフラフラしてるバスをちょくちょく見るといった状況。


こういった時って、トップやビッグベイト、スイムベイト、ノーシンカーなど、色んなルアーでの攻略ができますが、意外とセレクティブ。


当日もスイムベイトには反応薄く、日が昇ったらトップもイマイチ。


アタシ的にはそういったサカナたちよりも少し季節感が遅れてて、まだ浮かずに産卵場所付近のブレイク付近や高さがあるカバー付近でライトリグ(中層~ボトムのネコスイミング)に口を使ってくれるヤツらを狙いたかったんですが、そうしたサカナを見つけることはできず。


まだまだウデが悪いな~というのを実感する釣りとなりました。


が、正木ダムは別名「美愁湖(びしゅうこ)」と呼ばれるくらいの美しい景観のダムです。


けっして広くはない規模ですが、切り立った崖の間に湛えられたエメラルドグリーンな水面に浮かぶのは、なんとも幻想的です。


釣果はイマイチでも、その景色を楽しめただけで満足な一日でした。