釣行記 2024/11/2~11/5



さぁ、今回もやってきました連休が。

当たり前のように高知行きです。

今回は家族も現地に別便で来て、キャンプで2泊するんだと。


アタシが2日土曜日の夜に現地入りして釣りをしつつ、翌日の日曜の昼までにテントやらタープやらを設営しておく予定。


土曜の夜9:30に到着。

今回はですね…前日までの2日間(木、金曜)で現地で100ミリほど、上流部で150ミリほどの雨が降っており、またしても塩分濃度が低い状態での釣りになることは明らか。


土曜日当日の昼間、トクシマでも結構な雨が降ってどうなることやら…と思いながら山道を走ることに。


幸いにも雨はほぼ止んだものの、雨と風で路面状況は悪く、落ちまくっている杉の枝葉でタイヤパンクの原因になったこともある石ころがかなり見つけにくく、夜間の走行ともあってこの道を選んだことを後悔しながらも走り続けて無事に到着。


現地では北西風が少し吹いてて面倒くせぇな…と。


今回は新月の大潮から中潮、朝夕に満潮、昼と夜中に干潮で夜の潮が大きく動く潮周り。

気になるところを何か所か見たものの、濁流と化したフィールドを見て「寝ようか」と。


ただ釣りはできそうなくらいだったので、少しでも状況的にマシになるのでは?と上げのタイミングに賭けて仮眠しようとお気に入りの休憩場所に行くと…このクルマは大阪のイガさんと滋賀の平さんコンビもいらしてる。


バタバタして起こすのも悪いな…と別の場所で深夜2時半に目覚ましをセットして仮眠に入るも、日々の睡眠不足と快適すぎる気温で起きたのは3時半。


この時期になってきたら仮眠からの起床がとっても苦労しますわ。


今回、塩分濃度がある程度ある状況ならジャークベイトメインで70~80クラスを探していく予定だったんですが、フィールドは雨後でただの真水と化してます。


今年何度も遭遇したこの状況。

この時は「諦めて一発を狙う釣り」の方がいい結果が出ることがあるってことを藤四郎のアニキに教わっていたので、今回はビッグベイトとかスイムベイトメインにしようと決めていました。


とりあえず入ってみるか…と入ったポイント。

仮眠前の下げが走っている時はあまり雰囲気がなかったけど、上げのタイミングでは沖でボラ、手前でイナッコがなにやらざわついてますがな…


おぉ、これはなんかあるんちゃうか?


まだ寝ぼけたアタマをしゃんとさせるためにゆっくり打ち始める。


ビッグベイトの操作感に少し違和感があるので、それを修正しながらキャストをしていって気になるスポットに何の気なくキャストしてアプローチしてたらズドンっと。


乗らなかった…シーバス?アカメにしたら少しバイトが柔らかかったような…


もう一度アプローチ、今度はアクションを弱くしてみると「カッ」と弱いバイトが。


ん、やっぱりアカメか?


なんか少し離れたところではそれクサいボイルもある感じだし、これはチャンスやろな。


少し間を置いてアプローチ…「ドッ!!」


完全にそうやろ!!


悪くなさそうなサイズ、6キロくらいのドラグを何度か出されるも、そう苦労せずに決着。


メーターギリギリ。

恥ずかしながらメータークラスの釣果は何年ぶり?

自身2本目という情けなさですが、とりあえずは本当にホッとしました。


このサイズになると、少しでも足場が良くない場所だとランディングに手間がかかるってことを再確認。


このサカナも色んな写真撮ろうとか一瞬考えたけど、サカナ持ち上げて数メートル運ぶのだけでもダルかったし、すぐに次を投げたかったのでさっさとリリース。


が、この後はバイト出ず…

「まだ釣れるかもっす」と藤四郎のアニキに伝えていたので、合流したアニキとお話したり釣りしたりしましたが、時合いは1時間くらいで終わったみたい。


この自作S字もようやく結果が出ました。

そろそろ叩き割って燃やしたろうかな~って思ってたんですが、一応釣れたのでもう少し使ってみます。


それでも改善点が見えてきたので今冬には作り直しっすかね。


で、夜の釣りが終わって休憩場所に行ってみると…どうやら今回はかなり知り合いの方が入ってるみたいで、お昼に集合したのはアタシ含む9名!!


いつもお世話になってる藤四郎のアニキ、広島の山のオヤジさん、初めましての東京から飛行機→レンタカーで現地入りする強者ジオノさん、同じく初めましてな香川のSさん、アツいオトコ愛知のTさん、大阪のイガさん、滋賀の平さんコンビ。地元の重鎮Nさん。


お昼は皆さんのバーベキューにお邪魔し、色んなお話をさせていただきました。


このフィールドに通われてる方は本当に「良い」です。


多分なんですがこのフィールドに通うということ、特に四国外に住まわれてる方にとっては簡単じゃありません。


自分が住む街から通ってくるコストも時間も十分にかかるし、狙う相手が相手なんでタックルへのコストもそれなりにかかります。


それなのになかなか釣れないとくれば、ただ「釣りがしたい」ってだけの気持ちでは通うことはできないと思います。


上記の方々はそうしたことを飲み込んで通われてる、それだけでリスペクトに値する人ばかりで、お話をさせていただいているだけでも楽しく、あっという間に時間は過ぎます。


加えて今回は自身の家族も少し離れたキャンプ場に来ているので、そこの様子も言い訳程度に見に行きつつ、釣りに仮眠に…と時間の使い方が上手くないアタシにとってはしんどいモノで、日曜夜、月曜日中、月曜夕方、火曜日に日付が変わってから夜明けまで、火曜日日中と釣りをし続けたものの、それからの追加は叶いませんでした。


結局今回はアタシが現地入りした土曜日の夜までがどうにか食ってくれたものの、日曜からはだんだんとサカナの反応が少なくなっていったという感じ。


今回、日を追うごとにフィールドの状況が良くない感じになっていったのは、雨による塩分濃度の低下はもちろんあったと思うんですが、当日の海水温は多分23℃以上(25℃くらい?)。

これに対して雨の温度は推定20~22℃くらいだった?


もしかしたら表水温の低下でタナが下がったのかも…とかも思いました。


とにかく苦労しまして、他の皆さまも似た感じで苦労されていたご様子。

ま、皆さま「一匹のオトコ」に戻っての釣りなんで、お酒とかでウェーイになって撃沈した方もいたとかいないとか…


香川のSさんはバイトだけでルアー割られたらしいです。スゴ…


火曜日の夕方までやろうか…とか思いましたが、フィールドの状況や、今週末もまた来る可能性があるのでwとりあえず火曜日の昼に帰路へと着きました。


今年のこのフィールドは、夏場のひと月に雨が降らずに暑いばっかりだったからなのか?アカメの数が本当に少ないらしいです。


アニキの話では地元のおっちゃんが「獲れるエビすら少なかった」とのこと。


アタシの今回の釣果もたまたまで、狙い定めて…といかなかったものの、釣れただけでも自分のレベル的に良しとしておきましょうか。


今年は可能なら年末くらいまで通ってみたいと思っています。


残り2ケ月になっちゃいましたが、何か掴めるものがあれば…


まだまだ精進です。