釣行記 2024/11/30~12/02



今年何回高知に来たのか?

なんとなく数えてたら20回くらいは来てる…

7月下旬~8月いっぱいは来ていなくて、4月中旬から行き始めて…6ヶ月くらいで20回ってことは、週末はひと月の半分以上高知で過ごしたということか…


となるともう少し釣果が伸びてもいいんですが…

はい、今回もゼロでしたよっと…


相変わらず難しいサカナです。


今回は新月大潮、朝夕に満潮で昼と夜中に干潮で、この時期になると昼よりも夜間の方が潮が大きく動くタイミングとなります。


謎のサカナ狙いとなると、アタシは大潮難しいから苦手です。


さて、金曜シゴト終わりにいったん帰宅し家の用事をしつつ、到着予定の通販で買ったルアーが届くのを待ってから出発。到着は23時過ぎとなりました。


アタシが乗るアテンザ(GJ2AW)はバンタイプのクルマと比べて荷物の積載量がそれほど多くありません。

なので車中泊しながらの釣りとなると荷物の量や収納は少し工夫が必要です。


そう思い、以前不器用さ満点で作ってた荷室の棚が早くも耐久の限界をむかえていたところ、見かねた職場のセンパイが「しかたないなぁ、ざっとだけど作ってやるわ~」と。


以前自力で作っていた棚。

材料代をケチったつもりが全然安くならず、天板は桐で足の取付はステーでやったもんだから耐久性は激低で、あっという間にガッタガタになったけど…


今回センパイが作ってくれたヤツ。

フフフ、壊れる気がせんぜ。

ワガママにも「天板はヒノキ一択ね。ホムセンにあるヒノキのすのこ、あれなら材料代少し抑えられるっしょ」とかぬかして、その通りに作ってくれた棚。ありがとうセンパイ。


これで棚が壊れる心配はほぼなくなり、安心して現地入り。

がしかし…到着したら風が結構吹いてて雨も少し降ってる。

干潮前後だったのでササっと打って「夜明け前の上げで勝負掛けるか~」とか悠長に就寝。


このところもあまり寝てなかったために計画通り起きれるはずもなく、超心地いい寝袋から出られずで起きたのは夜明けも迫ってきた土曜日5時。


気になる場所をランガンしていくも前回とは少し状況が変わってる感じか?

水温は前回下流域で17.7℃のメインエリアが16.5℃、上流が15.6℃。

対して今回は下流の上げで17.1℃、メインエリアが15~16℃、気になってた上流は13~14℃台ですか…。


気持ち的には水温は高めであって欲しかったけど、数日前40~50ミリほど降った雨で少し冬になったのかもしれんね。


気配はあるけど今回はどうも打っていくリズムが悪い。

変なライントラブルが意外とあるし、入るポイントがどこも「今じゃない感」がすごい。


前回も時合いがかなり短い気がしてたんですが、それは今回も同じでしかるべきタイミングで当たりエリアに入っていないと即終了な気がしてます。


前回釣った場所で朝粘ろうかと思ってたんですが、先に現地入りされてた広島のオヤジさんもその辺のエリアをメインとされていたので、いつも邪魔するのは悪いしサカナ釣れそうならオヤジさんキッチリ釣ってくれるだろうからと、このタイミングで他が釣れないかと気になる場所をウロウロしてみるも…

結局メインと思っていたエリアに戻ってきて、お試し中のルアーに1バイトあり、その後に根掛かりロストで釣れずに朝が終了。


昼間は広島のオヤジさんとおしゃべりさせてもらったり、ちょっと釣りしたり寝たりしたりして夕方。

「飛行機を電車代わりに使うオトコ」ジオノさんが現地入りし、軽く挨拶をさせてもらって釣りを開始。


土曜の夜はあれだけ吹いていた風も完全に収まったのにアタシにアタリは出ません。

な~んかリズムが悪いなぁ…

立て直しながら釣りをするもイマイチリカバリーできませんわ…


高知入りする前からいつもの藤四郎のアニキに「カニ獲りご一緒お願いします~」とやり取りさせてもらってまして、じきにその時間が。


今回は「いつになったらカニ持って帰ってくるんやコラ?」とカミさんから言われていたのでそのミッションもこなさねばいけず、お父さんとフカセ釣りに来ている藤四郎のアニキがカニ獲り行くというのでご一緒することに。


実は昨晩にカニ獲り行ってたんだけど、まったく獲れずでアニキにご教授いただこうという魂胆。


アニキと回り始めたらソッコーでいてますやん!!

昨晩との違いは「潮のタイミング」

数時間違っただけでここまで見えるカニの数が違うか…


捕獲に失敗しながらも少しだけ獲れ、とても楽しい時間を過ごしてたら…「スマホがねぇ…」


防寒の胸ポッケに入れてたハズなのに…アニキに鳴らしてもらうも車内では鳴らず。

カニ獲りの最中に落としたかも…

さっきのカニ獲りエリアに2人で戻って着信鳴らしてもらうと…「あっちや!!」とほどなく泥の中に落としてたのを発見。


アニキ付き合ってもらってホントにスイマセン…

胸のポケットを改めて確かめてみると…経年劣化でポリウレタン防寒の接着がはがれてますやん…


ぐぐぐ…今回は本当にリズムが悪いな…


で、さらにカニ獲りでウロウロしてる時、アニキがふと「イナ溜まってますやん~」と。

確かにイナがかなり溜まっていて、これは確実に「デカいヤツ」がいてる雰囲気。


が、それでも2人してカニ獲りをする始末で「後で打ちましょうか~」とのんきなことを言いながらカニ獲りが終わっても楽しくおしゃべりして…


アニキと別れた後にさっさと打ちに行けば良かったのに「夜明け前の上げのタイミングが最高じゃね?」とか勝手に決めて仮眠をブチかまして起きて現地に着いた時には「シーン…」


アカン…なんで上げのタイミングだなんて勝手に思い込んだんだ…

つくづく今回は謎にリズムが悪く、さらに夜明けのタイミングで愛用のグラップラー300HGのレベルワインダーに不具合が…


この秋、来るたびにトラブルが起こっているジオノさんに朝お会いしておしゃべりさせてもらってると「今回もトラブルです。竿が折れました…」と。


みなさんなかなか上手くはいきませんわ…


ここ数回の釣りで一番可能性がありそうなエリアできっちり1本を獲るような釣りをしていたら釣れてたかもしれんのに、このところはどうもデカイのを狙いに行こうとするような釣りをしてるのもあって、やることすべてが裏目に出るような感じ。


日曜の昼間もひと休みしたり、広島のオヤジさん、同じく広島の山のオヤジさんとお話させてもらったりして、気持ちをリセットして高知を発つ前の夕マヅメに打つも無反応。


ま、それも最後に選んだ場所が今回のタイミングでは「多分違うだろうな~」と感じてたところに入ったもんで、全く何もなく終了でした。


今回は本当に色々と空回りな釣りとなりました。


唯一と言える収穫は、アニキが「自分が獲ったのも持って帰ってください」って言ってくれ、家に家族分のカニを持って帰ってこれたことでしょうかね…


グラップラー300HGのレベルワインダーは分解して、もしかしたらアタシがやった整備が悪かったのかも…と。


このリール的に故障ではないなと思ってたんですが、原因が自分にあったとは…


そしてカニ入れてたバッカンが経年劣化でとうとうオシャカに。

まぁこのバッカン20年くらいつかったからなぁ…


とまぁ今回は本当にいいところなしでした。


釣果的には広島のオヤジさんが何本か釣られており、さすがだなぁと。


今年、このままでは終われないのであと何回かは挑戦したいですが、今週末と来週末はおうちの用事でいけないために、少し間が空きそうです。


その間に溜まってる用事とかを終わらせてキッチリ次回はやり切りたいと思っています。