このサカナを狙うようになってはや9年目(2024年時点)に突入です。
元々、徳島県内でどうにか釣りたいという目標で始めたこの釣り。
しかし、県内での釣りでは得られるヒントがあまりにも少ないために、お隣の高知県まで勉強しに行くようになりました。
その甲斐あって徳島県内でも数本の釣果を得ることができましたが…
何年もの時間、そして一年間の釣行の内8割くらいの時間を費やしてこのサカナを狙ってる割には少なすぎる釣果。
まだまだ詰めが甘かったんだよねぇ…
出会いから変わり始めた自身の釣り
そんな中、昔からブログを通じてやり取りさせていただいていた「藤四郎さん」にご一緒させてもらってからの高知釣行で、少しずつではありますが手ごたえを感じてくるようになりました。
この藤四郎さん、他魚種はもちろんアカメの釣果も凄まじく、一緒に釣りをさせてもらってる内に教わった重要なヒントがいくつかありました。
ま、その公開はまたいつか…ということに。
で、藤四郎さんにご一緒するまでに行っていた高知のフィールドと、ご一緒するようになってから通うようになった高知の別のフィールドは何となくですが相違点がありました。
その中で徳島県内で狙うことへのフィードバックが確実に多いのは、藤四郎さんとご一緒するようになってから通い始めたフィールドだったのです。
ゴメンねぇ、本当はフィールド名とか色々包み隠さず書きたいんだけど、狙うサカナ的に…ご勘弁くださいね。
そもそも報酬型のブログ形態なのに検索にかかりにくく書くって…
一番効くルアーってなんだ?
現在のアタシの答えは「ジャークベイト」です。
2024年春時点で使い込んでいるのは、ニシネルアーワークスさんのエリー115シリーズです。
ジャークベイトが一番釣れるというのは少し違う気がするのですが、広いエリアを比較的短時間で探ることができるのと、やる気のあるっぽいサカナに対して捕食スイッチを入れてくれる効果がかなり高いように感じたから、現時点での答えとしています。
この答えに至った経緯は去年2023年の秋。
地元でも高知でも以前からやっていたスイムベイト(ビッグベイト)での釣りを主軸に置いた展開は自分の中でなんかどうも感覚的にバチっとハマる感じではありませんでした。
投げ続けたらいつかは食ってくれるけど、なんかコレじゃない感が凄かったのよ。
で、その理由をフィールドでアレコレ考えてたら出てきた仮説。
そして上記の藤四郎さんの釣りは自作のビッグベイトの他、小型ジャークベイトも頻繁に使っておられました。
それでアタシも「ジャークベイトメインでやってみようか…」と意識を変えて挑んだのが去年秋。
そしたらね…釣れたのよ、複数本。
ま、コレは藤四郎センセーが釣れる場所を教えてくれたというおんぶにだっこな結果ですが、それでも自分の中では結構な衝撃でした。
その時に釣れた一本でサイズは60~80センチと人によっては「小型」なサイズですが、自分にとってかなり勉強になった釣りで、手持ちのジャークベイトいくつかを使った結果どうもエリー115がしっくり来たのです。
エリー115シリーズというジャークベイト
それまで、これより小型のエリー95SDではバスやシーバスの釣果はありました。
エリー115も所有していたものの、どうもしっくり来ていなかったのです。
少し大きめのサイズ感、内臓のタングステンボールのカラカラというラトル音、水中で停止時のかなり前傾な姿勢。
もの凄く失礼ですが「西根さん、なんでこんな仕様にしたんだろう…」と疑問にさえ感じていて、バスや海で使っていたものの、どうにも使いこなせていませんでした。
エリー115シリーズを使うようになる少し前の2023年夏の高知での一本。
コレはロングAを使っての釣果。
この一本のサカナは結構なヒントになりましたが…ロングAというのが藤四郎さんの丸パクリで気が引ける。
しかもなんですが、このロングAはアタシのタックルセッティング的に少し使いにくかったのです。
2023年はそんなこんなで使えそうなジャークベイトを探しながらの釣りで、上記の秋の高知でその時に持ってきたエリー115を投げて、改めて動きをチェックしなおしたところ、自分の中で一点とても気になる挙動があり「ん?コレもう少し使い込んでみようか…」と。
そしてその夜にイキナリ複数本釣れ、その後もエリー115シリーズを投げ続けた結果、今年に入って2回の高知釣行でもきちんと結果を出してくれることに。
80クラス。4月からこの釣果は素直に嬉しいです。
何度見ても惚れ惚れする魚体。
そんなサカナを好きなメーカーさんのルアーで釣ることができる。この釣果は無理矢理にエリーで釣ってるのではないですよ。
いくら大好きな西根さんとはいえそういった形で媚びたくはないですし、西根さんに失礼です。
このエリー115シリーズ、3/4オンスクラスのルアーで、ある程度太い糸やゴツイ針を背負わせてもきちんと機能してくれることや、優れたキャスタビリティ(タックルハウスのK2Fのようにいつでもぶっ飛ぶ!!というのではありません)、軽いジャークで軽々とダートしてくれるという特徴から使い込むようになりました。
ダートアクションについてもまだ使い込んでる最中なので解りませんが、ロールを伴いながら上下左右に跳ぶ動きは、サカナにスイッチを入れるという点ではかなり効果が高いのか?と感じています。
エリー115シリーズのタックルセッティング
メインラインはPE4号、リーダーは東亜ストリングのナイロンリーダー60ポンド(12号)。
これに、このサカナ特有である、吸い込み反転時に歯でリーダーをズタズタにされる対策に、絡み止めパイプを30センチほど被せるという、バスやシーバス狙いからはかなり外れたセッティングになりますが、それでもダートアクションをしてくれるエリーは凄い。ただ巻きはかなりレスポンス落ちますが、まぁいいのよ。
このセッティング、人によっては余計なモノがついていると捉えられるかもしれませんが、アタシ的には必須なものばかりで、このサカナ食いだしたら短時間にバイトが集中するイメージですが、バイトのたびにズリズリにされるリーダーを結び直すの?ってことです。
ロッドは自作をされているカスタムロッドファクトリー様に使わせてもらっているノースフォークコンポジットのMB666-1(SM)ブランクを使用した品、リールはひと昔の15クラド200HGです。
シマノリールの安定感はアタシが語るのもおこがましい。シマノ最高っす。
ノースフォークコンポジットは、使いだしたらこの竿以外はマジで使いたくなくなるくらいのブランクで、弱点がないか?と言われたら「しなやかに曲がりすぎる」いわゆるエサ釣り用の竿的な特徴があるので、ここがルアーロッドとして、人によっては「もっとメリハリが効いたのが好み」となるかもしれません。アタシはノース最高です。
フックセッティングはヤマシタの引縄針12号の前後2発仕様からスタートし、もう少しフックサイズを上げたかったので、引縄針13号2発に上げてみたものの、フロントフックが背中にどうしても絡まることから、みんな大好きがまかつのファインタマンをフロントに、引縄針13号をリヤに載せたセッティングにしました。
が、結果としてファインタマンは70クラスに太刀打ちできず…
ということで、現時点ではフロントにがまかつの「ふかせスルルー」18号、リアに超大好きなヤマシタの引縄針13号のセッティングで検証を続けています。
と、そんなこんなで去年も今年も謎のサカナに翻弄される年となってます。
が、毎年言ってるけど今年こそは「なんかやれそうな気がする!!」
高知では自己記録となる110クラス超えのデカいのを一発、地元トクシマでは、綺麗に「ハマったな~」といえる釣りを目指したいと思っています。
このところ、ブログ更新がおろそかになっていました。
理由はいくつもあるんですが、その中の1つに「昨今のブログって自由な感じがなくなったよね」というのがあります。
ブログに広告収入を付加した形が一般化し、それに最適化した形式ばかりになり、アタシ自身も「今のブログってそういった形式にしないと読んでくれないかも…」的な考えになって、どうにも息苦しさがあったのです。
けどちょっと待て。
サーバー代も払ってるのに好き勝手させろよと。
ということでますます世のメインストリームから外れていきますが、皆さまの役に立てるか疑問だけど、掛け値なしで釣りを、人生を楽しんでいる様をここに表現していけたら…と考えています。
これからもよろしくです★