ハードボトムが釣れる理由?



先日、何度目かの挑戦でやっとグーグルアドセンスに通りました。

これでようやくここが収益可能な場所になります。

ま、実際に収益が出るとは思ってませんが、レンタルサーバー代の足しにでもなればいいなと…

というワケで皆さま、どんどん間違えて広告クリックしてください。ヘヘヘ

本日はお礼の意味?も込めて、過去に書いた記事を焼き増しして投稿します…さーせん。


みなさま、魚種を問わずにルアーで釣った状況は「ハードボトムや硬いモノが近くにあること」が圧倒的に多いんじゃないかと思いますが、これって何故なんでしょうねぇ?


不思議ですよねぇ。

たとえ泥底や砂底とかでもサカナはいるハズなのに、それでもハードボトムで釣れた記憶が多い気がするのはなぜ?

なぜ底が「硬く」なけりゃイカンのか?

底はエサの逃げ場がないから?

これ、解ります?

アタシは仮説ですが自分の中でつじつまがそこそこ合う理屈ができてます。


もしかしたらこの話は一般的に解説されてるかもしれませんが、なんせ雑誌とかメディアはほとんど見ないので…

書かれていなければ、多分トンデモ理論として片づけられると思います。

それではどうぞ~


ハードボトムが「釣れる」考察


まず、大好きな琵琶湖ガイドである奥村ぶちょうの考察を見つけました。

核心部は濁されてる気がしますが、アタシのカオスな記事よりもよほど見やすいので、一読の価値はあるかと思います。

ぶちょうの記事


さて、ルアーでサカナが釣りやすい状況がハードボトムや硬いモノの近くが多いのは何で?ってことですが、これにはまずアタシの持論を再度書いておきます。


アタシの持論は、他の生物を食べる魚類(フィッシュイーター)は
基本的に「振動(音)」を頼りに生活しているって考えです

この辺の考察に興味が出た方はこれも読んでみてね

水中での情報伝達が1番正確で速いのは「音波」であり、水中生活に適した進化を歩んだ水棲生物が、この情報を使わないハズはないから。


たしか海の水深1000メートル付近の層では、上下方向には音が反響せずに横方向だけに相当な距離を伝搬していく現象があるらしいです

マッコウクジラはその現象を使って、遙か彼方にいる仲間と会話をしているらしいですよ…

凄い話ですね…


で、さらに脱線します。

イルカやコウモリなどが使用する能力である「エコーロケーション」をご存じの方も多いと思います。

超音波などの音を出し、跳ね返ってくる音で周りにある物体などを判別する能力です。

これは訓練次第で人も習得可能らしい!!


で、これらの話がハードボトムとどう関係してくるのか?ですが、硬いモノは柔らかいモノよりも音を反響しやすいです。


ここから仮説

あなたはバスです。なろう系である日デッカいバスになりました。

あなたがふといる時、近くを一匹の小魚が通りました

この時にあなたが感知するのは小魚がカラダを動かして進む音

あなたはこの小魚が進む音を頼りに静かに追跡を開始します

ただ、小魚も自然に身を置く者であり、危険と隣り合わせなのは百も承知

あくまでも静かに泳ぎます

あなたは小魚の音に注意を払いますが、小魚からの音だけでは相手との距離感が完全に掴みきれないので、小魚に撒かれない距離で追いかけます


その時、目の前に大きな岩が現れました

一瞬、泳ぐ速度を緩めた小魚

チャンス?と捉えたあなたは一瞬で小魚との距離を詰めます

危険を察知した小魚は岩陰へと隠れようとします

ここで状況に変化が。

あなたが岩に近づくほど小魚の出す音が岩に反響し、立体的に小魚の位置が的確に掴めてきました

小魚が必死に逃げようとも、カラダの大きさで上回るあなたは遊泳能力が違います

まんまとあなたはエサにありつけました…

ナショジオの解説に出てきそうな感じで書いてみましたがどうでしょう?


硬いモノが周りにあると、それらが音を反響して獲物の位置が的確に掴めるようになる。

すなわち、音が反響しやすい状況ではエサを獲りやすい。

ハードボトムしかり、硬いモノしかり…


このことから音が反響しやすい状況では、獲物を捕獲する可能性が高まるのでサカナの狩猟スイッチがオンになりやすく、

「サカナがやる気になったら音を反響しやすいモノの近くに移動する」

または

「音を反響しやすいモノの近くにはやる気になったサカナが寄ってくる」

ハードボトムでの釣果が多いのは、こういった理由ではなかろうかと。



じゃあ水面も…


「水面」は硬くないですが、どうやら水面まで届いた音をほぼ100%水中に反射するらしいのです。

通常では水中の音が陸上まで聞こえないでしょ?

水中の音が聞こえる状況といえば、橋の下やボートに乗ってる時とかです。

ほら、硬いモノが近くにあると…


音が反響する点で言えば、水面というのは硬いモノと同様かそれ以上の効果があると思います。


水面でもルアーへの反応って得られやすいですよね。


そういうことなんですよ…


視覚の話はあえてしてません

今回の話に「視覚」はあえて書いていません。

水中に潜ってみてみると分かりますが、太陽光が真上から射しているような状況以外では、どんなに水が透き通っていてもそう遠くまでは見えません。

深くなればなおさらです。


優秀な人間の目でもこれですから、サカナの目がこれ以上見えているとは思いにくいです。


こんな状況で、広大な場所に住むサカナはどうやってエサを探してるのか?

バスならまだしも、あんなクッソ広い海に住む回遊魚は?

深海に住むサカナは?


サカナにも目があり、「婚姻色」があるので視覚をいっさい使ってないとは言いませんが、こと捕食に関して言えば「最も重要なのは聴覚」だという考えから今回のハードボトムの話をしてみました。